アーティストのためのケーキ

よく誕生日のサプライズとしてケーキを送ることが多いのだけれど、あれが見事なのは送る側の人も送られる側の人も非常に素晴らしい対応だなと思う。どういうことかというと、あるアーティストのサプライズ誕生会があった時のことを話そうかと思う。
その日は男性4人組本格ロックアーティストのライブが行われていて、その中でベースの人が誕生日だったのでした。その時のアーティストの方々の誕生日ケーキの渡し方が非常に素晴らしかったので、それを書かせていただく。ある曲が終わったあとに、ボーカルの人が言います。「みんな今日はありがとう。では今日は、みんなに新曲をプレゼントします!この歌は私のアーティスト人生の集大成になるような歌です。みんなも歌って欲しい」そういうと、舞台が暗転します。すると、急にどこからともなく、誕生日の歌が流れます。会場は全体として、誕生日の歌の大合唱になり右側の袖から誕生日ケーキが運ばれてきたのでした。「いや、本当に嬉しいのだけれど」ベースの人は感激していたのでした。
この誕生日ケーキのサプライズを見たときによくアーティストさんは準備してやるものだなと感心したのを覚えています。一度、実際どうして、そこまで誕生日のサプライズに関して、入念に準備して行うのですか?と聞いたことがあります。そのアーティストの方がおっしゃっていたのは、こういった人前に立つ仕事をしていると、目の前の人を真剣に楽しませようとしている。その目の前にいる人がたまたま、今回は目の前のメンバーに変わっただけで、いつもやっていることと何も変わりはしないと言っていたのでした。なので、誕生日ケーキをサプライズで登場させるのにも入念なリハーサルをしつつ実行されるようです。その見上げたプロ根性には非常に頭があがらない思いをしました。ケーキ1つ渡すだけで、そういった入念な打ち合わせをする。そういった細部を手を抜かないことによって、お客さんを楽しませることができるのではと思いました。

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