ケーキの歴史

自分の今までのケーキの歴史を振り返ってみると、どうして自分がここまで、ケーキが好きになったのかがわかってくるようになる。自分はなるべくして、ケーキ好きになったのだということが自分のケーキの歴史を振り返ればありありと分かってくるのであった。
まず、自分のケーキの歴史を振り返れば、初めてケーキを食べたのは、小学校4年生の誕生日のことであった。私の家は控えめに阜サしても、相当な貧乏であまりに貧乏であるので、ほとんどが一日2食の生活をしていたのであった(朝ごはんと給食か、給食か夕ごはんか)。自分としても、その家の貧乏さというのは理解をしていたつもりだったのであるが、友達がよく食べている「ケーキ」という存在に私は羨望の眼差しを向けていたのであった。自分のケーキの歴史を振り返ると、ある時母親にわがままを行って、ケーキを食べたいといってみたことある。ただ、私はほとんど何が欲しいとか主張したことのないこだったので、母が悲しそうな顔をしたことを覚えている。その時はどうして悲しそうな顔をしたのか分からなかったのであるが、今考えると「それほど食べたいケーキを満足にいつも与えられない」ということにj母自身悲しみを覚えたのであろう。
そして、誕生日の日である。この日が私のケーキの歴史が始まった日なのである。いちごが一個しか載っていなく、スポンジもパサパサで中にいちごも一切入っていないケーキ。ただ、自分のケーキの歴史を振り返ったときにあれほど、美味しいケーキをそれ以降も食べたことがない。なぜか、ポロポロ涙が溢れてきて、そのひとかけらのケーキを他の二人の兄弟とわけあって食べたものだった。一番下の子が全部食べるものがもったいなく、ないしょで残して自分のポッケにしばらく入れておいたということもあった。あの頃の僕らはケーキが腐りやすいということなんて、全く知らない。一番下の子がある日、1週間放置したケーキを食べて食あたりになったことも覚えている。

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