宗教画などの絵画を見に行くにあたって

世界には多くの心を揺り動かす素晴らしい美術品があります。油絵などの絵画はやはり西洋にたくさんありますが、なかでも宗教画は中世の主題としてポピュラーなものなのでたくさんの作品が今でも現存しています。それらを見に行く際にはいくつかのことを気をつけるだけでより楽しく、素晴らしい絵画鑑賞をすることが出来るようになるでしょう。まず、宗教画はその宗教に根ざして描かれた物だということを認識しましょう。その宗教の信者でなければ見られないというものはあまり無いですが、そういった信者の方も数多く見える場所に飾られていることが多いので、失礼の無い行動を心がけましょう。具体的には、その宗教でタブーとされていることはその場では少なくとも振舞わない、また自分の信仰などに反するのなら別の話ですが基本的にはその場に居ることがふさわしいように心がけることで宗教画を観る際の準備が整います。

とはいっても教会などで大きな声でわめき散らさないとかごみをそこらじゅうに捨てないとか撮影禁止の場所で勝手に写真を撮らないといった当たり前のマナーを守っていればその辺りは問題ないでしょう。その土地の宗派に根ざした作品が多いのも宗教画の特徴です。その土地の歴史や文化などの背景を知っておくとより深く、詳しい鑑賞をすることが出来ます。絵画は保存などを目的としてある一定の時期にしか公開しないものも存在しますから、旅行時は目当ての絵画が見られる時期なのか、あるいはいつなら観られるのかをスケジュールに加えておくことも重要でしょう。大きな美術館に飾られている歴史的な絵画は特別展などを目的として海外などに長期にわたり貸し出されることもしばしばあります。そういったあたりも気をつけておくとうっかりとこぼしてしまうことは少なくなります。教会などで建物にあわせて描かれた作品はその場にこそふさわしく作られているものが多いので、他の場に移されたものを観ても印象が伝わらないことがあります。場の空気や光の加減なども演出の一部になっているからです。したがって、よい宗教画を見る際にはその現物が当初のまま現存している場所を探してみると本格的なものを見ることが出来るでしょう。

有名な修道院などではガイド音声なども完備していることがあるので解説なども安心して補完することが出来ます。時代の移り変わりによって絵画技法が変化していく様を観ていくのもまた面白いでしょう。

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