絵画などの美術品を取り扱う際に気をつけておくべきこと

美術品は生活の彩りになりますし、張りが生まれます。よい作品はインスピレーションを与えてくれて、豊かな発想が出来るようになるのです。しかし、そんな絵画などの美術品を取り扱うときには気をつけておくべきことがあります。まず、多くの絵画は環境の変化に弱いということです。温度や湿度、光などに対して絵の具の色素はおそらく想像されている以上に敏感なものです。美術館などで展示をしているものは運搬の際に専門の学芸員やスタッフなどが付き添い、厳密な温度管理、湿度管理の下で運ばれていきます。その際には多大な手間と運賃がかかることになりますが、そのようにしなければきちんとした美術館では名画など貸してはくれないのです。自宅などでお気に入りの絵画、彫刻などの美術品を飾っておく場合にも同様のことが言えます。温度管理をきちんとしておくこと、湿度を調節して一定に保つこと、紫外線が当たらないように注意することなどを心がけて配置することで作品の質をきちんと保つことが出来ます。

絵画などの美術品は飾ってあればよいというものでもなく、空間に対してどのような意味合いを持たせるかで価値が変わります。良いものでも投げやりな展示と管理の下では美しさを発揮しませんし、実際に劣化などにより価値を損なっていってしまいます。よい、高価なものほどその変化は顕著になりますからきちんとした配慮をしておく必要があるでしょう。また、絵画などの美術品で注意しておかなければならないことは環境の維持だけではありません。良いものはそれだけの価値が出て、多くの欲望のさらされます。そこに名作があると何かの拍子に知られた際には盗難被害などの可能性も生じることになるのです。名画などは一種の資産といっても過言ではないですから、それ相応の金額の保険をかけてしっかりと保障をつけておくことが大事です。また、防犯カメラや設置場所に対してのセンサー、警報ブザーなども予算や価値、必要などに応じて取り付けるべきでしょう。また、人に披露することは悪いことではありませんが、どのような場所にもそれを奪おうとする手は近づいてきます。うかつな広まり方はしないようにすると良いでしょう。名画は個人蔵であっても公共益に近い存在になります。

社会的にも貢献できますし、名誉も得ることが出来るので特別展などには貸与すると良いでしょう。よき作品を持つものはそれを分かち合うことでまた良いものを得ることが出来ます。

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