絵画に触れて自分の感性を高めよう

みなさんは絵画を鑑賞する機会はどれくらいあるでしょうか。日々の中で本物の絵画に触れることは、やはり、自発的に展覧会や鑑賞会に行かなければなりません。絵画のありかたを、過去、現在、未来に分けてみていきましょう。まず、過去の絵の役割とは、伝承のメディアのような存在であり、表現のすべてでした。写真の技術のなかった時代では、絵で肖像画を描き、後世に存在を知らせることを可能とさせています。また、絵からその時代のファッション、人々の考え、宗教、表情など、絵画そのものが歴史を私たちに伝えています。中には、厳しい宗教制度の時代に、本当に伝えたい事を絵画に隠して、後世に伝えようとした作品もあります。絵は昔の人からのメッセージを伝える媒体ともいえるのです。次に、現在では写真やCG技術の発達によって絵画を見るチャンスは昔より減っています。

しかし、現代においても絵をかくという人の行為は形を変えて引き継がれています。特に日本では、アニメや漫画文化が発展し、絵に対する国民の意識は大変高いと言えます。絵画に触れることで、歴史やさまざまなことを絵から読み解くことは現代人に新たな考えを生み出すきっかけとなったり、人生を豊かにしたりという効果もあります。絵を見ることで心に安らぎをあたえます。昔の作者と、自分の間にある、時間の流れを感じることができ、作者のみた景色が自分の前に広がる素晴らしさは、インターネットや模造品を見るだけでは得られない、人生においての素晴らしい財産となります。現代、交通の自由化に伴って、世界各地の作品を、身近に見に行ける時代となる中で、多くの作品に触れ、自身の感性を磨くことは現代に生きる私たちのできる素晴らしい人生の送り方であると考えます。最後に、未来について考えると、現在よりも世界は小規模化し、より気軽に他国へ旅ができ、より多くの作品を目にする機会が増えると予想します。また、作品の数が増えることによって、何を残し、何を消すべきなのか、という選択肢が出てきてしまい、多くの価値のある作品が人の手によって消えてしまう危険があるとおもいます。

人の手によって消されてしまう作品もあれば、風化して自然によって消えてしまう作品も現在発見されており、将来的にはこのような作品が増大するでしょう。作品の保護をきちんと行い、未来の人々に素晴らしい作品を残す事が私たちにできる、作者への思いなのではないでしょうか。

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